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キンドリルジャパン株式会社


キンドリルロゴ
「はじめまして、キンドリルです。私たちは、インフラストラクチャーサービスの会社です。2021年11月にNYSEに上場した時点で9万の従業員数を誇る、世界最大規模のスタートアップでもあります」
(キンドリルジャパン社、以下同)

発足1年目、生まれたての会社であるキンドリル。そして東京レインボープライドへの協賛も1年目となるが、ID&E(Inclusion, Diversity and Equity)に積極的に取り組んでいる。すでに全社でグローバルネットワークKyndryl Inclusion Networks(KINs)を発足。LGBTQ+、女性、障がい者/ニューロダイバーシティ、黒人、ヒスパニックのメンバーが、エクゼクティブ・スポンサーと共にローカルコミュニティの活動を推進している。

日本でも、LGBTQ+Allyコミュニティがいち早く活動を始め、今年はキンドリルジャパンとして初めて参加する記念すべき最初の東京レインボープライドとなる。現在もリモートワークを行っているため、 LGBTQ+AllyコミュニティのリードでTRPへの賛同の気持ちを持つ多様な社員がオンラインで集まり、3月初旬に撮影会を行った。

<オンライン撮影会>

会社設立当初より充実の支援制度

新しい会社とはかくあるべし、と言いたい。制度も最先端のものを最初から整備している。

「キンドリルジャパンには、会社設立当初から同性パートナーを(法律婚の)配偶者と同等に見なす『パートナー登録制度』が設定されています。これにより、結婚や出産などの際の特別有給休暇や、慶弔見舞い、赴任旅費などの各種人事プログラムが、登録された同性パートナーにも適用されます」(同)

また、キンドリルジャパンでは性自認や性的指向をオープンにするかしないか、こういった制度を利用するかしないかを、当事者のニーズに委ねている。性自認・性的指向においては、各社員の任意での申告となっているのはもちろんのこと、申告した情報は米国本社にて厳重に管理され、世界の当事者向けの研修等の通知にのみ使われているという。

ひとつひとつの目標を着実に達成していく

新しい時代に生まれた会社として、ID&Eの面でも軽快にスタートを切っているキンドリルジャパン。東京レインボープライドへの参加を皮切りに、さらに企業としての目標をひとつひとつ達成していく用意をしている。

「法人1年目のキンドリルのLGBTQ+Allyコミュニティは、work with Prideでレインボー認定を受けることを、今年の活動目標の1つにしています」(同)

任意団体work with Prideは、企業の性的マイノリティーへの取り組みを評価するPRIDE指標を策定し、応募企業の達成度に応じて、ゴールド・シルバー・ブロンズの賞を認定しており、さらに2021年からは、ゴールド企業の中でも特にセクターを超えた協働を推進する企業を評価するレインボー認定を新設している。

同業他社のコミュニティとの盛んな交流を実施

また、キンドリルジャパンでは同業他社との交流を定期的に行っている。
日本のIT企業のLGBTQ+コミュニティが集まる交流会、NIJITにも今年から参加。情報交換や業界としてコミュニティに対して何ができるかを日々話し合っている。

<同業他社との定期交流>

日本にあまた存在する旧来の「スタートアップ企業」では、ときに人事制度などが後回しにされがちなイメージもある。しかし、働く人を大切にしない企業がうまく立ち行くわけがない。
キンドリルジャパンのように、創業1年目から最先端大企業レベルの取り組みを、多様な働く人に対して惜しまないこと。これこそが現代の理想的なスタートアップなのだと思う。