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「自分らしく生きたい」と思える作品を。Netflixが大切にする“インクルージョン・レンズ”とは

Netflixシリーズ「クィア・アイ」シーズン6 独占配信中

190以上の国や地域で、2億世帯を越えるオーディエンスに映画、ドラマ、バラエティなど世界中の作品を配信するNetflix。
いわゆる“お茶の間”から世界のLGBTQ事情に最も簡単に触れられるのは、おそらくNetflixだろう。

契約をしている人なら、いかに作品の中に自然にLGBTQが存在しているかがわかるだろう。直接的にLGBTQに関わらなくとも、「自分らしく生きたい」と思わせてくれる作品はたくさんある。


Netflixシリーズ「ル・ポールのドラァグ・レース」シーズン13 独占配信中

ゲイである筆者も、ル・ポール大先生(Netflixシリーズ「ル・ポールのドラァグ・レース」)やファブ5(Netflixシリーズ「クィア・アイ」)のかろやかなおしゃべりに何度となくハマり、コルトン・アンダーウッドのかわいさにもだえ(Netflixシリーズ「コルトン・アンダーウッドのカミングアウト」)、オッペンハイム不動産の強気な女たち(Netflixシリーズ「セリング・サンセット〜ハリウッド、夢の豪華物件〜」)にしびれる毎日だ。

そんな風に、NetflixがLGBTQからの目線として“も”楽しめるのは、世界中の多様な文化と価値観を大切にしているからに他ならない。

世界190以上の国や地域で、2億世帯以上の幅広いオーディエンスを夢中にさせているNetflix社のI&Dに関する考え方や取り組みについて紹介していこう。

より良い作品をお届けするために社員に求められる“インクルージョン・レンズ”

Netflixシリーズ「セックス・エデュケーション」シーズン3 独占配信中

「リアルで素晴らしいストーリーを発信するには、多様な人々や文化を作品に映すことは不可欠 。インクルージョンはNetflixが重要とする企業カルチャーのひとつです。社員のひとりひとりが自身の“インクルージョン・レンズ”を通すことで、あらゆる社会が抱える課題や議論に直面することができ、イノベーションや想像力、問題解決能力がもたらされると考えています」(Netflix)

“インクルージョン・レンズ”とは、それぞれの社員が日ごろからインクルージョンを念頭に置いて、社内・社外のあらゆる問題や決定、議論に目を配ること。

「誰の意見が忘れられているだろう?」「誰が排斥されているだろう?」「これは正しく表現されているだろうか?」社員が自問することで、よりリアルで深みのある作品が生まれる。

インクルージョンは、作品を送り出す社員が持つべきバリューとして求められている。

”インクルージョン・レンズ”を鍛えるために

NetflixではLGBTQや女性など社員同士のつながりを構築し、互いに経験を共有したり、それに寄り添える空間というようなセーフ・スペースを開放することを目的としたコミュニティ「社員リソースグループ」を現在16グループ設立している。

また、 ジェンダーによらず取得可能な育児休暇、 婚姻状況やジェンダー、性的指向にかかわらず受けられる家族形成支援など、インクルーシブな福利厚生を提供している。また米国では米国医療保険におけるトランスジェンダーやノンバイナリー向けのケアも充実しているそう。

ただし日本を含め、米国外ではまだ様々な属性について理解促進をはじめたばかりとのこと。

「日本拠点ではPride@Japan(Netflix社内におけるLGBTQ+に関するリテラシー を高めるため情報交換をするコミュニティ)やWomen@(女性の社内でのさらなる活躍を目指すために情報交換をするコミュニティ)、The Village(育児、出産、介護など家族に関する情報交換をするコミュニティ)などが活動をはじめています。
まだまだ学ぶべきことが多いことも事実ですが 、完璧を目指すものではなく、謙虚に学び続け、自分が持っている常識に常に疑問をもてるような 『インクルージョン・レンズ』を鍛えていくことが重要です」(Netflix)

「自分らしく生きたい」と思わせてくれる作品を、これからも

Netflix映画「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」独占配信中

「世界中のあらゆる場所、どんな国や地域でも素晴らしい作品は生まれています。Netflixでは、その地ならではの本場のストーリーを発掘し、世界中に配信することで世界中のエンターテイメントファンに楽しんでいただきたいと考えます。
どんな視聴者の方でも、『自分らしく生きたい』と思えるような作品を、今後も充実させて参ります」(Netflix)

昔、「お茶の間にふさわしくない」という言葉によって、色々なものが「なかったこと」にされていた。今、Netflixが、そんな“お茶の間”の“当たり前”を変えてくれている。

そんな作品を観て生きてきた人たち・育っていく人たちの意識が未来にどう繋がっていくか、楽しみでならない。

(轡田孟子)