SPONSORS

合同会社 PVHジャパン

無駄をなくし、全てを受け入れる。PVH Japanが目指す、インクルーシブなファッション

ファッションブランド「TOMMY HILFIGER」「Calvin Klein」を手掛けるPVHジャパン。
PVHジャパンは、2030年に向けてサーキュラリティー(循環性)とインクルーシビティ(包括性)に関する24の目標を設定した、サスティナビリティプログラム「Make It Possible」を2020年春に始動。Make It Possibleプログラムの最初の目標として、2030年に向けて4本の柱を軸に取り組んでいるという。ここではその取り組みの一部を紹介しよう。

TOMMY HILFIGER 〜サステナビリティの「4本の柱」〜

PVHジャパンのサステナビリティの4本の柱とは、
「Circle Round」製品の全てを循環可能にし、サステナブルループに取り込むこと
「Made for Life」原材料の調達から販売までのすべてのプロセス面で、気候変動、土地利用、水質や大気汚染など、プラネタリー・バウンダリーズ(不可逆的かつ急激な環境の変化または、地球の限界)に細心の注意を払って事業を行うこと
「Everyone Welcome」常にインクルーシブで誰でも着用できる、全てのファンのためのブランドを目指すこと
「Opportunity for All」差別による成功への障壁がない、平等な社内キャリア環境を実現すること

以上の4つである。この中の「Everyone Welcome」では、「常にインクルーシブであること」を目指し、ジェンダーレスなデザインやサイズの服を提供することや、平等な雇用機会の創出など、社内外に向けて様々な観点から取り組んでいるという。

一年ごとに目標を設定しており、全てのトミー ヒルフィガー製品カテゴリーにおいて、2022年までにインクルーシブ バージョンのオプションを、そして2025 年までにアダプティブ バージョンのオプションを提供するべく動いています。

Calvin Klein 〜コミュニティへのたゆまぬ支援〜

Calvin Kleinは、LGBTQIA +の擁護、平等、安全を支援する複数の非営利組織とパートナー契約を結んでいる。2020年には、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニングの若者のための世界最大の自殺防止・危機介入組織「トレバー・プロジェクト(Trevor Project)」と2年間のパートナー契約を締結した。このパートナーシップを通して、Calvin Kleinはブランドのプラットフォームを活用して、トレバー・プロジェクトの中核である年中無休の危機対応やその他のメンタルヘルス関連リソースの知見を増やし、LGBTQIA +コミュニティのインクルージョンを促進していくという。

またCalvin Kleinは、性的指向、性自認、性表現や性的特徴を理由に差別を受けるLGBTQIA +の権利を求める世界的組織である国際レズビアン・ゲイ協会(ILGA)の活動を支援している。さらに、トランスジェンダー法的擁護・教育基金(Transgender Legal Defense & Education Fund)に資金提供を行い、親会社のPVH コープとともに、2016年6月12日のフロリダ州オーランドでの銃撃事件後にナイトクラブ「パルス」のオーナーによって設立された非営利団体「国立パルス・メモリアル&ミュージアム(National Pulse Memorial & Museum)(旧onePULSE財団)」への支援も続けている。

また同年、Calvin Kleinノースアメリカの各店舗では募金キャンペーン(register round up)が行われた。国立パルス・メモリアル&ミュージアムへの支援は、同僚Frank Hernandez/フランク・ヘルナンデスの思い出とレガシーを称えたいと考えたCalvin Klein従業員の要請から始まったもの。
さらに、Calvin Kleinオーストラリアは、アボリジニとトレス海峡諸島民のLGBTQIA +コミュニティの支援組織であるBlaQアボリジナル・コーポレーション(BlaQ Aboriginal Corporation)との3年間のパートナー契約を発表している。

「TOMMY HILFIGER」 「Calvin Klein」がコミュニティに愛され続けてきたのは、その高いデザイン性・機能性だけではない。
常にコミュニティに寄り添ってきた、そのブランドとしての姿勢に裏打ちされているからこそなのだろう。