キンドリルについて – 社会成長の生命線-
キンドリルは、世界中の企業が日々の業務で利用する、複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理する世界最大級のITインフラプロバイダーです。2021年11月4日にIBMから分社化を完了し、独立した企業としてニューヨーク証券取引所に上場しました。キンドリルの社名の由来は、「Kyn」は親族のような関係を表す「kinship(キンシップ)」から、「dryl」は植物などのつるを意味する「tendril(テンドリル)」から派生した表現です。キンドリルは、世界で約9万人のプロフェッショナルを擁し、60カ国以上でフォーチュン100の75%に相当する企業を含む4,000社超のお客様にサービスを提供しています。
キンドリルの取り組み – ひとりひとりが自分らしくいられるために –
インクルーシブな社内文化
「社会成長の生命線」をブランド・アイデアに掲げるキンドリルでは、あらゆる社員が社内のコミュニティー、お客様とのビジネス、さらに社会においていかに自分らしさを発揮できるかを重要視しています。 キンドリルは人こそが価値の会社であり、ひとりひとりが自分らしく働くことができ、組織として最大限の力を発揮するために Inclusion, Diversity and Equity (ID&E) の考え方を推進していきます。
- Inclusion: ひとりひとりの違いを理解し合い、尊重し合い、価値を認め合い、大切にすること
- Diversity: 性別や年齢などの目に見える違いに限らず、考え方、スキル、経験などを含む多様性を認めること
- Equity: 誰もが成長し成功する機会を持てるよう、個人の違いを考慮した上で提供される機会が公平であること
LGBTQ+に関する人事制度
キンドリルでは、会社の設立当初から同性パートナーを法律婚の配偶者と同等にみなす「パートナー登録制度」が整備されています。これにより、結婚や出産などの際の特別有給休暇や、慶弔見舞い、赴任旅費などの各種人事プログラムが、登録された同姓パートナーにも適用されます。また、LGBTQ+当事者のニーズに沿った制度改革の推進を目指しています。性自認・性的指向をオープンにするかしないか、制度を利用するのは任意です。
社内コミュニティ
グローバルで Kyndryl Inclusion Networks (KINs)と言われる従業員リソースグループ(Employee Resource Group)が発足し、日本でも 現在は下記3つのグループで活動を既に開始しています。
- LGBTQ+ :東京レインボープライド2022のシルバー協賛、NIJIT加盟(*)
- Women:2022年3月18日に国際女性デー記念イベントとしてシリコンバレーの女性起業家を招いて社内向けトークショーを開催
- People with Disabilities (PwD) / Neurodiversity (**):PwD社員同士、PwD社員のアライ(Ally:同盟、支援の意。以下、Ally)のネットワークキング、お互いに助け合える環境づくりを目的とした定期的なセッションを開催。Ally宣言の策定
*IT業界のLGBTQ+ Ally コミュニティ。企業文化や価値観で共通点の多いIT企業が各社の取り組み等を共有することで、互いに高め合い、IT業界をLGBTQ+の観点で活気付け、社会全体にも良い影響を与えられるよう努めています。
**ニューロダイバシティ、脳や神経学的な違いを多様性の一つとして個性だとする考え方。