パナソニックホールディングス株式会社

パナソニックについて~私たちが目指すDEI(Diversity,Equity&Inclusion)~

私たちの存在意義は、「社会生活の改善と向上」を図り、「世界文化の進展に寄与」することです。社会環境が急速に変化し、価値観の多様化が進む時代においては、私たちは多様な意見に耳を傾け経営に活かしていくことがますます重要になると考え、Diversity, Equity & Inclusionを次のように定義します。

Diversity は、挑戦する一人ひとりの個性を互いに受け入れ、尊重し、個性に価値を見つけることです。ここでいう個性とは、人の内面や外面、つまり価値観、文化、宗教、性格、経験、性的指向、性自認、人種、民族、国籍、言語、性別、年齢、障がい、健康、家族、社会的地位、学歴、職歴等のあらゆる違いを指します。

Equity は、挑戦する一人ひとりに対する機会の提供の公平性を追求することです。

それは一人ひとりの個性に応じて、誰もが情報やツール、仕組みなどを活用して挑戦する機会を得られるように支援し、公正に処遇する職場を実現することです。

Inclusion は、挑戦する一人ひとりが個性を発揮し、組織として活かしあうことです。

それは会社の目指す方向に向けて貢献したいと願う一人ひとりが主体的に経営に参加し、言うべき   ことを言い合える状態です。その結果、私たちはより高い価値を生み出すことができます。

 

私たちパナソニックグループは、挑戦する一人ひとりが互いの個性を受け入れ、組織として活かしあうことでより高い価値を生み出し、社会へのお役立ちを果たしていきます。

 

パナソニックのLGBTQへの取り組み

■Panasonic社内の取り組み

―2018年:ユニフォームを男女共通デザインに

創業100周年を機に2018年11月よりユニフォームをリニューアル。

―2019年

4月:採用エントリーシートの性別欄変更

2019年度採用より性別選択を「男性/女性/回答しない」の3択に

4月~5月:「TOKYO RAINBOW PRIDE 2019」に参加

日本全国のLGBT当事者とその支援者がつくるイベント「TOKYO RAINBOW PRIDE 2019」のパレードに参加。パナソニック社員だけでなくその家族など、合わせて約30名がボランティアとして参列。

―2020年

7月: D&Iフォーラムを開催

パナソニック全社向けに、D&Iをテーマにしたフォーラム「多様性を考えよう~いくつもの違いをいくつもの価値へ~」を開催。多様なバックグラウンドを持つ4名に登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。

10月: LGBTQ社内アンケート実施

パナソニック社員の多様性に対する認識の現状把握のため、社内アンケートを実施。総計6500名以上の回答が集まり、LGBTQへの取り組みをさらに加速させるきっかけとなりました。

12 月:LGBTQネットワーキング開催

外部講師をお招きし、「セクシュアリティについての知識を学ぶ場」としてLGBTQネットワーキングイベントを開催。参加者からは「今後の活動でもこの講義で学んだ内容を活かしていきたい」という声が上り、大きな反響を得ました。

その他、D&IフォーラムやLGBTQネットワーキングを定期的に開催しています。

■賛同・協賛状況

―2020年

9/7:プライドハウス東京に協賛表明

9/24:コーポレートとしてACCJの同性婚に対する提言に賛同表明

11/18Business for Marriage Equality(BME)に協賛表明

―2021年

6/4:Equality Act Japan(EAJ)に賛同表明

■ゴールド表彰 受賞

これまでの取り組みが認められ2021年11月11日付で、企業におけるLGBTの取り組みに対する評価指標である『PRIDE指標』で、最高ランクのゴールド表彰を受賞しました。

2016年に初めて受賞し、今回で6度目となります。

Panasonicでは今後もLGBTQに対する社内でのサポートとともに、さらに輪を広げて活動を行っていければと思います。